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ストーリー
これは変装で名を馳せる怪盗と欲深き探偵達の物語である。
事の始まりはある日の朝に遡る。
一人の貴族の元に怪盗からの予告状が届く。
―――今宵貴方の大切な家宝を頂きに参ります。
貴族は大急ぎで探偵である貴方達を呼び寄せこう言った。
「家宝を守りし者には、褒美を授けよう」
貴方達は怪盗の変装に備え合言葉を決めることにしたが、
心の中ではこう考えていた。
―――褒美を頂くのはこの私だけでいい。
各々の思惑が交錯する中で日は沈み夜を迎える。
ゲーム内容
このゲームは一人の怪盗と複数の探偵達による正体隠匿系のブラフゲームです。
合言葉を知らない怪盗と合言葉を知っている探偵達とで
会話をしながらゲームを進めていきます。
怪盗になったプレイヤーは
他のプレイヤーに自分が怪盗だとばれないように立ち回り
探偵達の会話から合言葉を盗み出し予告を成功させることが目標となります。
探偵となったプレイヤーは
合言葉を駆使して怪盗を捕まえるように立ち回りますが
褒美を独占するため出来るだけ少ない人数で怪盗を捕まえることを目標とします。
WORD STEALERは人狼系や他の正体隠匿系ゲームとは違い
陣営による勝利や投票によって誰かを脱落させる要素はありません。
己の直感やアドリブを駆使して自分のためだけの勝利を目指しましょう。
またこのゲームは発言のシステムに特徴があります。
各プレイヤーは自分の手番に手持ちのアクションカードを使用し、
合言葉に関する発言を行っていきます。
アクションカードには自分で発言を行う他に
怪しいと思うプレイヤーを指名して質問をしたり、
合言葉ではない言葉を皆に教えたりするなどの効果を持ったものもあります。
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